平素は、えほん箱をご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日、心斎橋アセンスの別館として、
“絵本からはじまる すてきな暮らし”ARDOUR (アーダ)”がオープンいたしました。
えほん箱は、今後 絵本を中心としたすてきな暮らしにまつわる本 をご紹介する
アーダブログとして、みなさまに、より良い絵本との出会いをご案内してまいります。
絵本からはじまるすてきな暮らし アーダブログhttp://ardourbook.exblog.jp/
「Athens アセンス」3店舗ともども、新店「ARDOUR アーダ」を
ご愛顧頂けますようにどうぞよろしくお願いいたします。
『夜中に台所で
ぼくはきみに
話しかけたかった』
作 谷川俊太郎
青土社 / ¥1050
真夜中のなまぬるいビールの一カンと
奇蹟的にしけっていないクラッカーの一箱が
ぼくらの失望と希望そのものさ
静かな雨の中で、頭をめぐる言葉たち。
余白が読み手に深いため息を起こさせ、
誰かにあてた言葉だけど、自分を重ねてみたり、
とても贅沢な詩集です。
大勢います!!!!の、第三弾。
『おたすけこびとのまいごさがし』
作 なかがわ ちひろ
絵 コヨセ・ジュンジ
徳間書店 / ¥1,575
雨ふりの午後、おばあさんがこびとたちに電話をかけました。
耳がピンクで、はなが茶色で…
必ず見つけます!と、約束したこびとたち。
さっそく、まいご捜索に乗りだします。
ショベルカーやブルドーザー、
ヘリコプターやモーターボート…
はたらく車とこびとたちが、またまた大活躍!
一生懸命働くこびとたちの姿に勇気がわいてきます。
すみずみまで、じっくりとみてほしい絵本です。
余談ですが。
こびとならぬ、小さいお侍さんを見たという人がいます。
そのお侍さんは、テーブルにおいてあったイチゴを
一生懸命持ち上げようとしていたそうです。
人の視線に気づいたお侍さんは、一瞬で消えてしまったそうです。
そして、その話を聞いた後、
また別の人に小さいお侍さんを見たという話を聞きました。
その人が見たお侍さんも、なんとお皿の上のイチゴにかぶりついて、
おいしそうに食べていたそうです。
そして、同じように視線に気づいて、パッと消えてしまったのです。
偶然、にしてもすごい!
お侍さんは、イチゴが好きなんだ…
みなさんは、こびとに出逢ったこと、ありますか?
平素は、格別のお引き立てを賜り厚くお礼申しあげます。
心斎橋アセンスの別館として、
“絵本からはじまる すてきな暮らし” ARDOUR (アーダ)が、
来たる 6月23日(木)10:00 にオープンの運びとなりました。
“絵本からはじまる すてきな暮らし” ARDOUR (アーダ)
一冊の本との出会いをみなさまとつなげていく書店[ARDOUR (アーダ)]
暮らしの工夫から知恵を育み子どもたちへ
ここからひろがる好奇心が笑顔をひとつふやします。
1階 「絵本とおもちゃ」
こどもの気持に寄り添い
心をつくる絵本とおもちゃ、
絵本からはじまる本棚。
2階 「暮らし本と雑貨」
つくる人の気持に寄り添い
つくる良さをつたえる、
すてきな暮らしの本棚。
ご愛顧いただいていたお客様に、いち早く当店に足を運んでいただきたく、
些少ではございますが、ARDOUR(アーダ)にてお買い上げの方に
木製クリップ(磁石付き)をご用意させていただきました。(限定数500個)
ご友人、ご家族お揃いでのご来店をスタッフ一同 心よりお待ち申しあげております。
夢で逢いましょう。
『旅するベッド』
作 ジョン・バーニンガム
訳 長田 弘
ベビーベッドが、すっかり小さくなってしまったジョージは、
古道具屋さんで中古のベッドを買ってもらいます。
そのおんぼろベッドは、魔法の言葉を唱えると、いろんな場所に連れて行ってくれる不思議なベッドでした。
でも、肝心の魔法の言葉は、Mで始まり、Yで終わるということしかわかりません。
思いつくままに、Mから始まる言葉を唱えます。
まさに夢のような世界へ連れていってくれる魔法のベッド、
私だったら、どこに連れて行ってもらおうかな~
と、想像力がふくらんで、とってもいい夢が見れそうな絵本です。